【レビュー】サーカスTCを1年半使ってみた【購入方法/注意点など】
わらしかです。
サーカスTCを使って1年半経ちました。
何十回と使用しているので、レビューします!
この記事の内容
僕はキャンプ歴3年ほど。
1年に何十回とキャンプします。
そんな僕でも、正直、超おすすめです。
デメリットもありますが、メリットがデカすぎて悪い点が全然気になりません。
1.サーカスTCを1年半使ってみた
感じたことを下記に書きます。
- 設営が楽
- しっかりとした材質
- ちょっと揺れるけど風に強い
- 薪ストーブとの相性バツグン
- 重い
- カッコいい
- 人気なので、他の人とかぶる
という感じ。
画像で紹介します
こんな感じ。
センターポール入れた直後なので、ちょっとたるんで見えますね。
中はこんな感じです。
フロアレスなので、地面むき出しです。
僕は薪ストーブを使うので、こんな感じで煙突が突き出してます。
ちなみにこの薪ストーブは「Winnerwell Nomad View L (ウィンナーウェル)スペシャルパッケージ」というやつで、サーカスTCと相性が良く愛用してます。
以前、少しだけ触れてレビューしてる記事があるので、下記をチェックしてみてね!
サーカスTCは設営が楽
長くても30分で設営完了です。
インナーテントを使うと、もう少し時間がかかりますが、それでも簡単です。
設営方法に関しては、実際に動画を御覧ください!
上記で、なんとなく分かります。
めっちゃ簡単な設営ですよねー。
サーカスTC設営手順
- テントを取り出す
- ガイドに従ってペグダウンする
- テント本体をペグに引っ掛ける
- センターポールを入れる
- 調節して完了
これで終わりなので、初心者の方でもOKだと思います。
とにかく簡単です。
僕はサーカスTCを使用して1年半ですが、20分もあれば設営完了してます。慣れてる人は、もっと早いんじゃないでしょうかね。
夏涼しく、冬暖かい素材
サーカスTCは「撥水加工済みのコットン混紡(こんぼう)生地(TC)」です。サーカスTCの「TC」はここから来ています。
混紡というのは「2つ以上の繊維を紡ぐこと」で、コットンは天然素材の繊維ですね。つまりサーカスTCは、コットンと他の素材を混ぜた生地で作られています。サーカスTCにはコットンにポリエステルが組み合わさっています。
比率は「ポリエステル65%」、「コットン35%」。
スカート部分はポリエステルでした。
コットン混紡生地テントの特徴
- 熱に強い
- 吸湿性が高い
- 通気性が良い
- 熱が放出されにくい
つまり「夏涼しく冬暖かいテント」なわけです。
コットン素材自体が吸湿性が高く通気性が良いので夏は涼しい、また、繊維の中は空洞になっていますので、熱が放出されにくいというハイブリッドな特徴を持っています。まさに良いとこ取りですねー。
実際に使っていると、本当に実感します。
遮光性がそこそこあるので、日差しが強い夏でもOKでしたし、冬は薪ストーブ使えば半袖で過ごせるくらい暖かいです。オールシーズン使えるのもメリットですねー。
加えて、設営が楽。
購入して間違いないテントの1つと言えると思います。
薪ストーブとの相性が抜群
相性バッチリです。
構造的に、煙突を突き出しやすいからですね。
実際に画像で見ると、下記みたいになります。
こんな感じ。
写真映えしていると思いません?
中の様子です。
僕の場合は、コットやテーブル、椅子などもセットしますが、余裕で入ります。
サーカスTCは火気厳禁
ただし、サーカスTCは本来「テント内、火気厳禁」です。公式ではテント内で薪ストーブを含む火気類の使用は駄目と表記しています。テント本体にも注意書きとしてラベルが付いてます。
サーカスTCから煙突を出している様子
こちらも画像で紹介します。
サーカスTCには出入り口が2箇所あります。
そのうちの1箇所を利用して、煙突を突き出します。
ファスナーが2つ付いているので、簡単にできます。
煙突とテントが接触する部分は「二重煙突」を使用。先程紹介したウィンナーウェルの薪ストーブなら、純正の製品があるので、それを使ってください。
また、隙間が気になる場合は、それに関連したフラッシングキットもあるので利用すると良いと思います!
>> ウィンナーウェル 二重煙突をチェック!
>> フラッシングキットをチェック!
煙突直当ては絶対にNGです。(テントが熱で溶けます)
火気厳禁なのに、薪ストーブ使用を想定した構造
どう見てもテント内で薪ストーブ使用を前提とした構造をしています(笑)
ファスナーが2つ付いていたり、熱に強い素材だったり、フラッシングキットまで登場する始末なので、完全に狙ってますよね…。
繰り返しですが、「テント内は火気厳禁」です。
薪ストーブなどの火気類を使う場合は自己責任。
とはいえ、僕はガンガン使っています。
動画で紹介したとおりです。
サーカスTCと薪ストーブの相性は抜群なので、おすすめするわけではありませんが、興味ある方はチェックしてみると良いと思います。
サーカスTCのデメリット
下記の通りです。
- 重い
- 他の人とかぶる
という感じ。
1年半使っていても、この2つしかデメリットは思いつかないですね。人気が高いのも納得です。
サーカスTCの総重量
約10,880gです。
テント本体&張り縄で約6,450g、ポールは約2,360gあります。
そこそこ重いですねー。
なので、車やバイク以外での移動手段の方はやめた方が良いと思います。サイズもそこそこあって、徒歩や自転車などだと持ち運びも大変です。
サーカスTCは人気が高い
他の人とかぶるんですよー。
「ふもとっぱら」などの人気キャンプ場へ行くと、ほぼ確実にサーカスTC使用者はいます。それだけ人気が高いテントです。
個人的にはデメリットに思いませんが、人によっては「人とテントがかぶるのは嫌」という人はいると思うので、一応紹介しました。
まとめ
以上、サーカスTCのレビューでしたー。
1年半使っていますが、本当に満足してます。
個人的には、サーカスTCは冬向きなテントだと思っていますが、夏涼しく冬暖かいのでオールシーズン問題なく使用できます。かなり万能です。
テントに迷ってる友人がいたら、間違いなくおすすめするテントの1つです。
2.サーカスTCの注意点
下記の通り。
- 注意点1:フロアレスなので、夏は虫対策が必要
- 注意点2:スカートはペグダウンしたほうが良い
- 注意点3:基本的にテント内は火気厳禁
という感じ。
順番に解説していきますー。
注意点1:フロアレスなので夏は虫対策が必要
先程少し触れましたが、地面むき出しです。
冬はまだ良いですが、夏は虫対策が必要になるかと。
専用のインナーテントもあります。
下記ですね。
ただ、僕は買ってないのでレビューできません。
買ってない理由は「値段」と「必要性」の2つあります。
僕がサーカスTCを使うのは冬がメインですし、夏でもそこまで虫は気にならないタイプなので、必要ないのかなと考えていました。値段も高いので未だに購入に至っていません。
虫が気になるという人は、サーカスTCを使う場合、インナーテントなどで対策は必要になることは間違いないので、購入を検討している方はインナーテントもチェックしておくと良いと思います。
注意点2:スカートはペグダウンするべき
スカートというのは、サーカスTCと地面が接触している「ヒラヒラの部分」です。ここにもペグダウンできますが、しなくてもテント自体は問題なく機能します。
ただ、ペグダウンしないと、僅かな風でもヒラヒラ動くので、風通りがめちゃくちゃ良くなります。夏はOKですが、冬は寒すぎてヤバいです。
ペグダウンの手間は5分程度なので、やった方が良いかなと思っています。サーカスTC付属のペグで十分OKです。
注意点3:基本的にテント内は火気厳禁
しつこいですが、サーカスTCは火気厳禁です。
僕は薪ストーブをテント内でガンガン使用してますが、何が起こっても自己責任ということは理解しています。
テント内が火気厳禁な理由
- 一酸化炭素中毒のリスク
- 火災
この2つが大きな理由でしょう。
特に一酸化炭素中毒には十分注意しなければなりません。
一酸化炭素チェッカーはAmazonにも転がってますが、僕のおすすめはDODの製品です。下記になります。
関連:DOD
DODはキャンプ用品を主に扱うメーカーでして、Amazonにあるような中華品よりは安心できます。命を預ける製品でもあるので、慎重に選んでくださいな。
ということで、以上が注意点3つです。
3.サーカスTCの購入方法
サーカスTCはAmazon、またはWILD-1のオンラインショップで購入できます。リンクを下記に貼ります。
無難なのはWILD-1での購入ですね。
Amazonだと売り切れると「出品者からの発送」になるので、値段が通常よりも高くなります。
値段は「34,980円」なので、これより高いところは転売品になりますので注意してくださいな。(記事作成時点での値段)
記事のまとめ
以上、サーカスTCを1年半使ってみたレビュー、購入方法や注意点などの解説記事でしたー。
キャンプ歴は3年ほどですが、ほぼ半分以上のキャンプ期間でサーカスTCを使ってます。それくらい使いやすく、万能なテントだからですね。
個人的には、超おすすめです。