全員やるべき!新型コロナ解析ができる「Folding@home」の使い方を解説
こんにちは、わらしか(@wrskJP)です。
新型コロナウイルスの解析、分散処理プロジェクト「Folding@home」の使い方について解説します。手軽に新型コロナ解析へ貢献できますので、少しでも貢献したいという方は使ってみて下さい。
この記事の内容
1.「Folding@home」とは
Folding@homeを簡単に説明すると、「新型コロナウイルスの解析を、自分が所持しているPCでお手伝いすることができる」プロジェクトのこと。
つまり、自宅に居ながらでも新型コロナウイルスの収束に貢献することができるわけですねー。
ちなみに新型コロナウイルスだけでなく様々な病気の解析に参加することができます。家にいながら世界を救うヒーローになれますので、皆様ぜひやりましょう。
Folding@homeのダウンロードは下記の公式サイトで行えます。
Folding@homeの特徴
- 低スペPCでも参加できる
- パソコンの負荷も調節できる
- CPU、GPUを使って処理を行う
- Windows、macOS、Linuxなどで使える
- ツールをインストールするだけで使える
- チームごとに解析能力を競うこともできる
- 「常に動作」「アイドル時だけ動作」の2択が選べる
という感じ。
この辺はFolding@homeを実際に使ってみるとわかります
最大の特徴としては、「インストールするだけで使える」という点と、「低スペックパソコンでも参加ができる」という点ですね。
こういったツールは導入が超めんどくさいことが多いですが、これはインストールしてちょっと弄るだけでOK。初心者の方でも使えるかと思います。
2.「Folding@home」の使い方を解説
Folding@homeの簡単な手順から解説します。
下記の通り。
- Folding@homeのサイトからアプリをダウンロード
- 手順通りインストール
- セキュリティソフトによっては確認画面が出るので了承すること
- ブラウザでFolding@homeが立ち上がるので、「Start Folding」をクリック
- 導入完了!
といった感じですねー。
冒頭でも話したように、Folding@homeはダウンロードしてインストールするだけで使えるので簡単です。
Folding@homeの具体的な導入手順と設定方法
まず、下記のリンク先からFolding@homeをダウンロードします。
使用されているパソコンのOSによってダウンロードするものが変わりますので、間違えないように注意しましょう!今回の解説では、Windowsを使用します。
ダウンロードしたものを実行すると、こんな感じでインストール手順に進めます。「Next」をクリックして次に進みましょう。
利用規約が英語で出てきます。
同意しないと使えませんので、「I Agree」をクリックして次に進みます。
どのようにインストールするかを聞かれますが、内容を弄る必要は基本的にないので、このままで次に進みます。
Folding@homeのインストールが始まります。
少しコーヒーでも飲んで待ちましょう。
終了するとこんな感じ。
このまま「Finish」を選ぶとFolding@homeが立ち上がります。
この時、セキュリティソフトによっては「使用を許可するかどうか」のメッセージウィンドウが出ますので、許可をしましょう。
ブラウザでこのような画面に遷移します。
「Start Folding」をクリックして下さい。
これだけで解析が始まります。
Folding@homeの設定方法
とりあえず3箇所くらいの設定があります。
- Power:パソコンへの負荷を調節
- When:稼働のさせ方
- Change Identity:チームへの参加
という感じですねー。
Powerの項目でパソコンへの負荷を調節できます。
フル稼働させたいなら「Full」、少しだけ動かしたいなら「Light」でOK。
Whenの項目で稼働のさせ方を設定できます。
- While I’m working:常に稼働
- Only when idle:アイドル時だけ稼働
という感じなので、好みの方を選択して下さい。
余裕がある方はチームへの参加もしてみて下さい。
Folding@homeの左上に「Change Identity」と書かれたリンクがあるのでクリック。
こんな感じの画面が出ます。
- 左:名前
- 真ん中:チームナンバー
- 右:パスキーの設定
基本的に一番左を設定する必要は無いです。
チームに参加するなら「左」と「真ん中」の項目に入力しましょう。
名前は英語のみ、チームナンバーはそれぞれで探してみて下さい。
ちなみに僕は吉田製作所さんに入ってます。
パスキーの設定について
上記で紹介した「Change Identity」の項目で、右にパスキーを設定するところがあります。これについての解説です。
まず、このパスキーとは「解析しているユーザー1人1人を個人のドナーとして認識して、完了した際に結果が関連付けされるためのもの」です。つまりは「不正行為を防ぐ目的」で使用されるようですね。
ユーザー名が被ってしまうことがあり、それだとユーザー名が被ってしまったもの同士で結果がゴチャゴチャになるので、それを防ぐために用意したんだとか。ユニークな識別子って感じです。
設定手順は下記の通り。
- Get a Passkey.をクリック
- 先程入力したユーザー名、登録するメールアドレスを入力
- Get a Passkey.を入力すると、登録したメールアドレスにパスキーが届く
- パスキーを「Change Identity」の右項目に入力する
これでパスキーの設定は完了します。
まとめ
以上、Folding@homeの導入方法でした。
超簡単なのでやってみて下さい。
新型コロナのせいで家に待機中って人は多いし、暇でYoutubeやゲームする人も多いかと思います。片手間で世界を救うことに貢献できるなら、最強にかっこいいと思いません??
ということで、オタクに限らず皆さん導入してみて下さい。
一緒に世界を救おうぜ!