ヒロシさん愛用「ピコグリル398」を2年使ってみたレビュー【購入方法/注意点など】
わらしかです。
「ピコグリル398」という焚き火台を使って2年ほど。
どんな感じか、写真を使ってレビューします。
この記事の内容
ピコグリル398の受け皿だけを買う方法、使用時の注意点などもまとめていますので、すでに持っている人も参考になるかなと。
1.ピコグリル398を2年使ってみた【レビュー】
まず、簡単にレビューします。
下記の通り。
- 見た目が最高、使うだけで楽しい
- 軽さ、大きさ共にソロキャンプにピッタリ
- 組み立て簡単、使いやすい
- 火が消えにくい構造なので、薪保ちが良い
- 耐久性が少々物足りない
という感じです。
詳しく紹介します。
現在のピコグリル398の状態
まずは写真で、どんな状態かを見てください。
下記です。
こちらがケース。
洗ってないので、汚れております。
上から見た様子。
汚れております。
このような感じです。
フレームは変形も無し、受け皿に関しては後ほど紹介しますが、新たに購入して2枚目です。
ご覧の通りです。
右の受け皿は1年半使用、左は新たに購入して使用しているものです。
受け皿は定期的に洗えば、もっと綺麗に保てる
実は一度も洗ってません。
綺麗に洗浄すれば、もっと見た目良くなると思います。
僕はあまり汚れていても気にしないので、こんな感じです。味が出て良いと思う方は多いハズ…。多分。
見た目が最高、使うだけで楽しい
実際に使っているところを見たほうが良いと思うので、自分の動画を紹介します。
また、ピコグリル398の知名度を一気に上げた一人でもある、ヒロシさん(@hiroshidesu0214)の動画も有名なので、ピコグリル398をもっと良く知りたい方はチェックして見てくださいな。
煮炊き姿が絵になるし、実際薪をいじってるだけで楽しくなります。
軽くてサイズも丁度いい焚き火台【ソロキャンプにピッタリ】
下記の通り。
- 寸法:33.5 x 23.5 x 1.3 cm
- 重量:約440g
超軽量で、大きさも丁度いいです。
寸法は「収納時の状態」ですね。
ピコグリル398自体、ソロキャンプを想定している大きさなので、本当に丁度いいです。複数人ならワンサイズ大きなピコグリル760という製品もあります。
必要に応じて買い分けることもできます。
関連:ピコグリル760 | WANDERLUST EQUIPMENT
少し余談ですが、ロータイプの焚き火台なので、椅子に座りながらだと煮炊きが少し大変になるかもしれません。実際、僕はピコグリル398を使用する時は、地べたスタイルです。
とにかく、サイズや重さはソロキャンプにピッタリです。
組み立て、撤収が楽
慣れれば約10秒、はじめての組み立てでも30秒あれば十分です。それだけ簡単な仕組みなので、初心者が使うにも大丈夫。
組み立てが楽なので、撤収もあっという間です。
焚き火後の炭や灰の処理は、「所定の場所まで運ぶ」か、「持ち帰る」か2択ですが、ピコグリルなら受け皿だけ持って運べるし、バケツなどの火消し入れに入れるのも簡単です。
撤収が本当に楽なので、片付け速度も上昇します。
火が消えにくい
受け皿を見ると空気口が付いてます。
下から空気が入るので、効率的に燃やせます。
薪が炭になってからも、定期的に風が送り込まれて、常に火が付いた状態をキープできます。火が消えにくいんですよね。
逆を見れば、夜寝る時は注意が必要ですね。
耐久性に難あり
受け皿が変形しやすいです。
大きめの薪を載せまくってる場合は注意。
画像で紹介します。
わかりますかね?
受け皿が薪の重さに絶えきれず、フレームに接触して変形してしまってるんです。
角度を変えて撮影しました。
凹んでいることが分かるかと思います。
変形してから、受け皿が外れやすくなりました。
ここですね。
故意に外しているわけではなく、勝手に外れます。
片側は完全に外れます。
薪を載せてなくてもこの状態なので、実際に薪を載せるとドンドン下にズレ下がります。
それを阻止するためのフレームもあるんですが、このフレームに接触して、ガンガン変形します。
使い方に左右されますが、耐久性は見た目通りという感じでしょうか。
総合評価:超最高の焚き火台
個人的には大満足の一品。
現状で、これ以上の焚き火台は存在しないと思ってます。
- 軽い
- コンパクト
- 収納しやすい
- 大きな薪も載せられる
- カッコいい
これだけメリットがありますからね。
耐久性のデメリットがありますが、使い方でなんとかなります。僕の場合は受け皿を買い直しましたが…。
とにかく、大満足です。
今後買い換えることがあっても、ピコグリルを選ぶと思います。
補足:ピコグリルの買い方
公式代理店を利用しましょう。
下記にリンクを貼っておきます。
上記以外では買わないようにしましょう。上記以外は転売の可能性大です。価格も上記を参考にしてください。
大体12,000円~14,000円くらいです。
Amazonや楽天でも買えますが、ほぼ転売ヤーに埋め尽くされていますので、値段がめちゃくちゃ高いです。買わないほうが無難です。
また、受け皿だけ買いたい場合はどうすれば良いのか、という話は次の項目で紹介します。
2.ピコグリル398の受け皿(シェル)購入方法
公式代理店を利用しましょう。
受け皿だけなら、pikari outdoor-shop(ピカリアウトドアショップ)にて販売されています。
- ピコグリル398受け皿 → pikari outdoor-shop
ちなみに、呼び方は「受け皿」、「シェル」、「火床」など様々ですが、まあどれでも良いですね。
自作品を購入する方法もあり
グレーゾーンですが、一応ありです。
僕も受け皿だけ欲しくて、作ってもらいました。
関連:ヤフオク – 検索
ただ、最近は受け皿だけ売っていることが少なくなり、ピコグリルをパクったような自作品ばかりが売られていることが多くなりました。
万が一見つけたとしたら、正規品よりは安く買えるかと思います。おすすめはしませんが、奥の手として考えてもいいでしょう。
3.ピコグリル398を中古で買うのはやめた方が良い
理由は下記の3つ。
- 受け皿がボロボロになった可能性大
- 変形している可能性大
- 中華製のパクリ品である可能性も
あまり売られてないですが、もし中古品も検討しているような方がいれば、絶対にやめるべきです。
ボロボロになっている可能性
上記で上げたのは「受け皿」だけですが、「フレーム」も曲がっていたり変形していることがあります。
受け皿の耐久性については先程紹介したとおりで、使い続けてるとボコボコになっていきますので、フレームに接触して変形したりします。
使用数回程度ならまだ大丈夫かもしれませんが、値段もそこまで変わらないなら、新品を正規代理店で購入したほうが無難です。
中華製のパクリ品である可能性
最近流行りの「パチグリル」ですね。
パチモンのピコグリルなんで、こう呼ばれてます。
上記です。
他にもありますが、これが一番人気でした。
ここまで似ていると、本物との区別が付きません。
少なくとも、写真ではわかりませんよね。
上記の商品をピコグリルより1,000円安く売るだけでも、1個売れるだけで大体7,000円くらいの利益です。ここまで利益が出るなら、恐らく「ピコグリルと称して偽物を売る」ことが起きても不思議ではないでしょう。
あくまで可能性の話ですが、こういうことが容易に想像ができる以上、中古品は買わないほうが良いでしょう。
まとめ
ピコグリルは素晴らしいです。
ただ、耐久性については注意するべきでしょう。
購入する際は公式代理店を利用!中古品や中華品は買わないように!以上を注意していれば、幸せのピコグリル398キャンプライフの始まりです。