ヨヒンビンはダイエットに効果あり?データを用いて効能・用法を解説します
こんにちは、わらしか(@wrskJP)です。
この記事の内容
- 1.ヨヒンビンとは?
- 2.ヨヒンビンのダイエット効果について
- 3.ヨヒンビンは下半身への効果も【ダイエット以外の効能】
- 4.実際に使っているヨヒンビンサプリの紹介【ダイエットに良い?】
- 5.ヨヒンビンの副作用【ダイエット目的の服用について】
1.ヨヒンビンとは?
ヨヒンビン(ヨヒンベ)とは、主にアフリカに生えるアカネ科の植物ヨヒンベから取り出した成分の1つ。
一般的にダイエットや精力剤として活用されることが多い成分でして、以前からサプリメントなどに配合されて販売されてきていました。
以前は精力剤としての効能を期待されて使われることがほとんどでしたが、近年の研究で、脂肪燃焼のキッカケを作る成分であると分析されてます。
ヨヒンビンとはこういうサプリ
一番代表的なサプリはこちら。
iHerbでヨヒンビンサプリを検索すると、売上1位になっている製品です。
2.ヨヒンビンのダイエット効果について
先に結論を言うと、体脂肪燃焼の効果があります。
実際にエビデンスもありまして、効果に関しての信憑性も高いのが現状。
ヨヒンビンのダイエット効果データを紹介
こちらは2006年に掲載されたデータで、サッカー選手の運動パフォーマンスに対してヨヒンビンを服用するとどんな効果があるのかを調査した内容です。(参考元)
具体的には、20mgのヨヒンビンを3週間服用してもらい、どんな変化があるのかを調べています。
結果
- 体脂肪が2%低下
- 運動能力が向上した
- 体重、筋肉量に有意な変化は無かった
- ヨヒンビンによる副作用の報告は1件もなし
といった感じになりまして、まあまあ脂肪燃焼効果は期待できそうな内容になっています。
ヨヒンビンで脂肪燃焼効果があるメカニズム
なぜヨヒンビンで脂肪燃焼したのかというのは、まず全身の細胞には体脂肪に関連しているスイッチのようなものがありまして(アドレナリン受容体)、こちらから説明します。
- α2 = 脂肪分解抑制
- β2 = 代謝活性化
この2つがあります。
で、ヨヒンビンにはα2を邪魔する働きがあるんですね。つまり脂肪分解抑制の細胞を抑えるので、常に脂肪が燃えやすい状況を作り出してくれると。
同時に、ヨヒンビンには血流を上げる作用もありますんで、溶けていった脂肪酸を全身に効率よく行き渡らせてエネルギーに変換することが可能なわけです。
超簡単に言えば「痩せやすい体になる」って感じです。
これがヨヒンビンに脂肪燃焼効果があるメカニズムになります。
ヨヒンビンに脂肪燃焼効果があるのは間違いなさそう
間違いはないんですが、ガンガン減るって感じではないですな。あくまで長年蓄積したガンコな脂肪なら落とすキッカケを作ってくれそうというレベルなので、飲む意味はありそう。
僕も以前は飲んでおりまして、著しい体重の減少はなかったですが、たしかに体脂肪は若干減ってきたかな?という感じです。
ダイエットしてるけど全然体型が変わらない…という方は試す価値がありそう。
3.ヨヒンビンは下半身への効果も【ダイエット以外の効能】
男性必見なのがこちら。
ヨヒンビンは下半身事情にも効果的なのは間違いないです。
以前から精力剤として使われることがありますんで、解説するのは今更感もありますが、実際のデータを紹介していきます。
ヨヒンビンの下半身への効果について【データ】
代表的なものは1998年の論文になります。(参考元)
過去に行われた研究データ7つを系統的レビューした内容となっていまして、現状では信頼性が最強に良いです。
結果
- 過去のヨヒンビンに関するデータの信憑性が非常に高い
- 性的不能に効果的で、リスクより高い効果が期待できる
- プラセボ効果より効果が優れている
- 副作用は稀
ざっくりと結論を上記に書きました。
やっぱりヨヒンビンには血流を促す作用があるんだなということもわかりましたが、これは下半身にも効果があることがこのデータで言えますな。
バイアグラほど効果はなさそう
ただ、ヨヒンビンがバイアグラに勝るのかと言われると正直無いです。
具体的にはバイアグラには及ばないレベルでして、軽度のEDであれば効果があるのは間違いないんですが、慢性的な不能の治療としては厳しい感じです。
まあとりあえず下半身事情には良いので、中折とかしてしまう人には良いかなと思います。
4.実際に使っているヨヒンビンサプリの紹介【ダイエットに良い?】
>> iHerbで探す
先程も少し紹介しましたが、プリマフォースのヨヒンビンサプリになります。
画像でヨヒンビンサプリを紹介
こちらがパッケージ。
見るからに海外のサプリって感じですな。
裏はこんな感じ。
2粒で5mgのヨヒンビンと言う表記が書かれてます。
つまり1回2錠を服用します。
1日2回まで。
中身はカプセルタイプで、幅は1.5cmほど。
海外のサプリにしては小さいサイズですね。
実際にヨヒンビンサプリを飲んでみた感想【ダイエット視点】
僕が飲んだ感じでは、若干効いたかも?と言う感じで、ちょっと微妙でした。
体重が著しく減った感じも無いですし、やっぱり体脂肪が少し減ったかも?と言う感じでして、飲むだけでみるみる痩せるような効果はありませんでした。
血流が促されるのは本当だった
いわゆる下半身事情の効果は実感していまして、精力剤としての効果は十分な感じがします。
血流の流れが良くなるので、足や手などの冷え性にも効くような気がします。
僕の場合、不安感の上昇があった
いわゆる副作用のことですね。
次の項目で詳しく話しますが、僕には単純に合わないサプリのようでした。
これが今服用していない理由でして、ヨヒンベに対する耐性はある程度ないと駄目っぽいです。うーん残念!
5.必読:ヨヒンビンの注意点【副作用/飲み方など】
ここからはヨヒンビンに対しての副作用や飲み方の注意点などを中心に解説します。
ヨヒンビンの副作用について
体験談レベルの内容もありますが、報告があるものは下記の通り。
- 動悸が起こる
- 吐き気
- 不安感の上昇
といった感じ。
僕の体験談も紹介
僕も7mgのヨヒンビンを摂取したときは動悸が結構ありまして、ちょっとやばいなと感じている次第です。不安感も出始めるなど、完全にヨヒンベの耐性がないタイプでした。
その時は大体3時間位で収まりましたが、懲りずに次の日も飲んだら同じような動悸と不安症状が起きたので、最終的には服用をやめてます。
少量なら問題ないかなと思い、2.5mg程度を飲んでいたら問題は無かったです。まあ無理して飲むことも無いだろうと思ってやめました。最初から多い量を飲むのはヤバかっただけかもしれません。
ヨヒンビンの具体的な用法について
データを見る限りでは下記が一番良いです。
- 体重1kgに対して0.2mg程度
- 体重70kgなら14mg飲む計算に
- 1日2回に分けて飲む
- 朝の食前、夕食前に1回ずつが良さそう
以上の用法が良いでしょう。
ヨヒンビンを飲む時の注意点
下記の通り。
- アルコールと一緒に飲まない(重要)
- 寝る前には飲まない
- 抗うつ剤と合わせての服用は禁止
- 入浴前に飲むのもやめたほうが良い
といった感じです。
ヨヒンビンといった血管拡張系サプリは、アルコールと一緒に飲んだり入浴前に飲むといった行為は禁止です。
また、不安症状が出るかもしれないことから、抗うつ剤と飲むのもNGですので注意が必要。このあたりはしっかりと守ってください。
まとめ:ヨヒンビンはダイエットとして活用OKだけど用法は守ろう!
ということで、まとめです。
- ヨヒンビンは確かにダイエットに良さそう
- 脂肪燃焼のキッカケを作ってくれる
- 痩せやすい体にしてくれる
- 下半身事情にも良い(男性向け)
- ただし、副作用の警戒が必要
- 用法はしっかり守るべし
以上でよろしいかなと。
まあ飲むだけでダイエットできるなんて都合のいい話は世の中あまりありませんので、あくまでガンガン脂肪を落としたい時に使っていただけたら良いかなと思います。
男性の方は「今日は張り切るぞ!」って時に飲むのもいいですね。